- 2008-02-12 (火) 22:21
- ネットワークコマンドのいろは
pingコマンドとは
ネットワークに接続しているコンピュータやネットワーク機器を、インターネットコントロールメッセージプロトコル(ICMP)を利用して確認するためのコマンドです。主な機能として「パケットを任意のコンピュータやネットワーク機器に送信して、接続が確立されているかを調べます。」
対象のコンピュータが接続されている場合は、送信したICMPのエコー要求パケットが返信されるまでの往復時間、パケット送信数、消失したパケット数などが表示されます。
コマンドの形式と事例
ping (option) [hostname/IPaddress]
pingとオプション及びパラメータの間には半角スペースを入れて活用してください。
■IPアドレス ベースでの事例

※1:指定したIPアドレスからの応答の結果が表示されます。
TTL値を51ボップ数にした場合には、32バイトのパケットが、往復で1ミリ秒以内で戻ってきたことが示されています。
この場合、1行目を見ると、最初のパケットだけは、パケットの往復に2ミリ秒かかっていることがわかります。
■ドメイン名 ベースでの事例

※2:指定したドメイン名のコンピュータに対する情報が表示されます。
上記の32バイトに分割した4つのパケットを送信して、すべて、戻ってきていることが表示されます。
接続に失敗すると「Lost」のところに送信に失敗したパケットの数が表示されます。
オプションとパラメータの機能
-a
相手先のコンピュータのIPアドレスからDNS名を調べられます。
-f
IPパケットのヘッダーにあるフラグメント禁止フラグを1に設定して、エコー要求パケットを送信します。この設定を行うと、ルーターはエコー要求パケットを分割して送ることが出来なくなります。
-i [TTL値]
エコー要求パケットのTTL値を指定します。既定値は128で、最大値は255です。
-j [ホストリスト]
指定した中間宛先を経由して、エコー要求パケットを送信します。中間宛先は、ホストリストにIPアドレスをスペースで区切って、最大9つまで指定することが出来ます。
-k [ホストリスト]
エコー要求パケットを指定した直接到達可能な中間宛先(ルーターに最も近い次のルーター)を経由して、エコー要求パケットを送信します。中間宛先は、ホストリストにIPアドレスをスペースで区切って、最大9つまで指定することが出来ます。
-l [サイズ]
送信するエコー要求パケットデータフィールド長を指定します。既定値は32バイトで、最大値は65500バイトです。
-n [カウント]
送信するエコー要求パケットの数を指定します。既定値では、オプションの[-l]で指定された値を4つのパケットに分割して、検査用に送り出します。
-f [カウント]
指定した回数だけ、エコー応答パケットが通過するパスのIPアドレスを表示します。
-s [カウント]
エコー応答パケットの受信時刻を記録します。1~4の値で指定することが出来ます。
-t
指定したコンピュータにエコー要求メッセージを送信し続けます。[Ctrl]キー+[C]キーを押すと送信を中止します。
-v [TOS値]
エコー要求パケットのTOS値を指定します。既定値は0、最大値は255です。
-w [タイムアウト時間]
受信するエコー応答パケットを持つ時間を、ミリ秒単位で指定します。タイムアウトの時間内でエコー応答パケットが受信出来なかった場合に「Request timeout」というエラーメッセージが表示されます。既定値は4000ミリ秒(=4秒)です。
/?
コマンドプロンプトにヘルプが表示されます。
■オプション使用例

※3:オプションは最後に入力します。こちらの例ですと、203.216.247.249に対して300バイトパケットを送信して接続状態を確認しています。
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