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ipconfig

ipconfigコマンドとは

 TCP/IPネットワークに接続して現在利用しているコンピュータの、TCP/IPに関するさまざまな情報の表示や設定を行うことが出来ます。主な機能は次のとおりです。

  • IPアドレスとDNS名の設定します。
  • DHCPサーバーから割り当てられたIPアドレスを、ネットワークアダプタごとに解放することができます。
  • クライアントコンピュータのDNSリゾルバのキャッシュの内容を表示したり削除することができます。

ネットワーク上で問題が発生した場合に、クライアントコンピュータのTCP/IP情報を確認したり設定を変更して、状況を見守るというような場合に便利なコマンドです。

コマンドの形式と事例

ipconfig (option) (adapter)
ipconfigとオプション及びパラメータの間には半角スペースを入れて活用してください。

■[ipconfig /all]利用しているコンピュータの完全なTCP/IP情報を表示する
 コマンドプロンプトから、ipconfigコマンドに、オプションの[/all]をつけて入力すると、TCP/IPネットワークの情報を一覧表示することができます。また、オプションの[/all]を省略して、「ipconfig」とだけ入力すると、基本的なTCP/IPネットワークの情報のみを表示させることができます。

※1:ネットワークアダプタに割り当てられているIPアドレスが表示されている。
※2:ネットワークアダプタに割り当てられているIPアドレスのサブネットマスクが表示されます。
※3:DHCPサーバーから割り当てられたIPアドレスの利用開始日時が表示されます。
※4:DHCPサーバーから割り当てられたIPアドレスの利用終了期間が表示されます。
※5:使用しているネットワークのデフォルトゲートウェイが表示されます。
※6:接続しているネットワーク内で利用しているDHCPサーバーのIPアドレスが表示されます。
※7:接続しているネットワーク内で利用しているDNSサーバーのIPアドレスが表示されます。

■DNSリゾルバのキャッシュの内容を表示する
 DNSはドメイン名やホスト名を、対応した個別のIPアドレスに変換するのが主な役割ですが、この情報のやり取りはクライアントコンピュータとサーバーのそれぞれにある「リゾルバ」と呼ばれるプログラムが、データのやり取りを行って変換処理を行っています。
このリゾルバには変換するデータの情報を一時的に保存しておく「キャッシュ」と呼ばれる領域があり、よく使うDNS名が随時保存されます。ipconfigコマンドには、このリゾルバに蓄積されているキャッシュデータを表示させることができる「/displayudns」というオプションがあります。

※1:DNSサーバーに登録されている名称が表示されます。
※2:DNSサーバーに登録されている形式が表示されます。
※3:パケットの生存時間が表示されます。
※4:データの長さが表示されます。
※5:クライアントのDNSリゾルバの問い合わせか、DNSサーバからの返答なのかが表示されます。
※6:対応したIPアドレスが表示されます。

またipconfigコマンドに、オプションの「/flushdns」をつけて入力すると、現在利用しているコンピュータの、リゾルバのキャッシュの内容を消去することができます。DNSに関連したトラブルが発生した場合には、この操作でキャッシュをクリアすることで、問題を解決する場合もあります。

■注意事項
Windows vistaをご利用の場合「/flushdns」を実行しても「要求された操作には管理者特権が必要です。」というメッセージが表示さされます。そんなときは、コマンドプロンプトを起動するときにマウスの右ボタンクリックメニューから「管理者として起動」を選択して起動することにより、解決できます。

オプションとパラメータの機能

ipconfigとオプション及びパラメータの間には半角スペースを入れて活用してください。

/all
利用しているコンピュータに接続されているすべてのネットワークアダプタの完全なTCP/IP構成の一覧が表示されます。省略すると各アダプタの基本的なTCP/IP情報が表示されます。


/displaydns
DNSのクライアント側リゾルバのキャッ内容を表示させます。


/flushdns
DNSのクライアント側リゾルバのキャッシュ内容を消去します。


/registerdns
すべてのアダプタのIPアドレスとDNS名を再登録します。


releasse [アダプタ名]
指定したアダプタのIPアドレスを開放し、DHCPサーバーに現在利用しているIPアドレスを返却します。また、アダプタのTCP/IPを無効にします。アダプタ名を省略すると、接続している全てのアダプタに対して同様の動作を行います。


/renew [アダプタ名]
指定したアダプタのIPアドレスをDHCPサーバから再取得します。アダプタを指定しない場合には、接続されている全てのアダプタのIPアドレスを、DHCPサーバから取得します。


/setclassid [アダプタ名 [クラスID]]
指定したアダプタのDHCPクラスIDを再構築します。


/showclassid [アダプタ名]
指定したアダプタのDHCPクラスIDを取得します。


/?
コマンドプロンプトにヘルプが表示されます。

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