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route

routeコマンドとは

 ローカルコンピュータ上のルーティングテーブルを表示・変更することが出来ます。ルーティングテーブルとは、パケットデータの流れに一定の規則を与え、ネットワーク上の交通整理を行うための規則を例挙した情報の一覧のことです。主な機能は次のとおりです。

  • ルーティングテーブルを表示させて、データの情報を確認します。
  • ルーティングテーブルの追加や削除、変更を行います。

コマンドの形式と事例

route (option)
routeとオプションの間には半角スペースを入れて活用してください。

■現在のルーティングテーブルを表示する。
 コマンドプロンプトから、routeコマンドにオプションとして使用可能なコマンドのひとつ「print」をつけて入力すると、現在のルーティング情報の一覧が表示されます。ここでの例は、LANに接続するネットワークインターフェイスを1枚だけ使用している、シンプルなWindows搭載のコンピュータのルーティングテーブルの情報を一覧表示されたものです。このようにさまざまな情報を確認しなければならない理由は、IPアドレスだけの情報を得たいだけでは、ネットワークアドレスなのか、ホストアドレスなのか判断することが出来ません。IPアドレスとネットワークマスクなどの値をペアで確認することによって、どちらであるかを判断することができるからなのです。まず、ネットワークインターフェイスの情報の一覧が表示されている部分の説明です。

※1:ネットワークインターフェイスの識別番号が表示されます。
※2:ネットワークインターフェイスのMACアドレスが表示されます。
※3:ユーザーのコンピュータへのループバックインターフェイスであることが表示されています。
※4:使用しているコンピュータ二接続しているネットワークインターフェイスカードの名称が表示されます。
※5:ユーザーのコンピュータから、外部のネットワークへのルートが表示されます。
※6:ユーザーのコンピュータへの、ループバックルートが表示されます。
※7:このコンピュータが所属しているネットワークへの経路が表示されます。
※8:ユーザーのコンピュータへの経路が表示されます。
※9:外部へインターネットでアクセスするための、デフォルトゲートウェイのIPアドレスが表示されています。

■routeコマンドと一緒に使用するコマンド
 routeコマンドには、コマンドの動作(目的)を設定することができる、オプション扱いのコマンドが4つあります。ここではそのコマンドの一覧と、その機能です。

add
新たなルートを、ルーティングテーブルに追加することができます。
change
ルーティングテーブルからルートを変更することができます。
delete
ルーティングテーブルから、ルートを削除することができます。
print
ルーティングテーブルに記録されている、ルートの情報を一覧表示することができます。

オプションとパラメータの機能

routeとオプションの間には半角スペースを入れて活用してください。

-f
すべてのルーティングテーブルを削除します。ただしホストルート(ネットマスクが255.255.255.255のルート)、ループバックネットワークルート(宛先が127.0.0.0でネットマスクが255.0.0.0のルート)、またはマルチキャストルート(宛先が224.0.0.0でネットマスクが240.0.0.0のルート)を除きます。オプションのコマンド名と共にこのオプションを指定すると、ルーティングテーブルが消去されてから、コマンドの実行内容が行われます。


-p
routeコマンドによるルーティングテーブルの変更は一時的なものであり、コンピュータを再起動すると設定がクリアされてしまいます。このオプションを、コマンド名の「add」コマンドと共に使用すると、指定されたルートはレジストリに書き加えられ、コンピュータが起動するたびにIPルーティングテーブルに反映されます。


MASK [ネットマスクアドレス]
ネットワークの宛先に関連付けられているネットマスクアドレスを指定します。省略すると、ネットマスクには255.255.255.255が使用されます。


METRIC [メトリック値]
1つのルート情報の調査に対して、整数のメリット値を指定します。このメトリックとは、経路の距離と考えることができます。同じルートが設定されていたら、よりメトリックが小さいルート(より近道)が選択されるので、転送されるパケットの宛先アドレスに最も近いルーティングテーブル内の複数のルートの中から、最小のメトリック値を持ったルートが選択されます。


if [インターフェイス番号]
宛先に到着できるネットワークインターフェイスを指定します。複数のネットワークインターフェイスが存在した場合、パラメータでインターフェイス番号を指定します。この場合は、「route print」で表示される、「0x?」の値です。


/?
コマンドプロンプトにヘルプが表示されます。

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